【研修制度】
社員一人ひとりの意欲を引き出し、自ら思考し、使命感を持った「挑戦する人材」を育成する教育カリキュラムを用意して、社員の成長をサポートしています。
当社では、
「1 OJT(職場での日常の職務遂行を通じて学ぶ。)」、
「2 Off-JT(日常の職務を離れ、職務では学べない知識・スキルを学ぶ。)」、
「3 自己啓発(自ら学ぶ。)」
を研修の3本柱と位置づけています。
それぞれの特性を踏まえて有機的に連携させ、研修で学んだ知識やスキルを実際の職務に活用することで定着を図ります。多様な経験を積むことで応用力を身に付け、知識やスキルをさらに向上させていきます。
Off-JTでは、次のとおり主に6種類の研修を用意して、必要なスキルを必要なときに学べるよう豊富なメニューを用意しています。
- 職層別研修
全ての社員が自身の役割を遂行するためのスキルを、適切なタイミングで習得するための研修です。入社○年目、主任○年目などそれぞれの時期で研修を受講し、研修で得たスキルを実務で定着・蓄積させていくことで、社員の成長をサポートしていきます。
- 実務研修
日々の業務と直接関連する内容を学ぶことができる研修です。社員のキャリアパスにもとづいた実務能力・知識等を習得することで、効率的な業務遂行を支援していきます。
研修の一例(研修の習熟度に応じて教育しています。)
・技術職(土木系)…工事監理・設計業務研修、配管研修、管路維持管理業務研修など
・技術職(電気・機械系)…浄水処理研修、機械保全研修、電気保全研修など
・職種問わず…接遇研修など
- 課題別研修
当社や水道事業における重要課題について理解と認識を深め、事業運営上必要とされる専門的な技術や知識、問題解決能力を習得するための研修です。思考力研修、プレゼン研修から浄水場等の施設見学等様々な科目を実施しています。
- 定例研修
毎年、全社員を対象として行う研修です。品質・情報セキュリティ・個人情報保護マネジメントシステム、法令順守等、全社員が最低限知っておくべき事項について、習熟度合いを確認しながら教育していきます。
- 特別研修
事業を安定的かつ効率的に運営していくためのノウハウや知識について理解と認識を深めて、東京水道グループの一員として相応しい事業運営能力を持った人材として育成するための研修です。その年に相応しいテーマを選んで開催します。
- 職能研修(土木、電気・機械、水質、環境職のみ)
事業運営上必要とされる専門的な技術や知識を集中的に教育します。
【自己啓発支援制度】
当社では、社員が自主的にスキルアップや専門技術の向上に取り組めるよう、通信教育制度を導入しています。通信教育は、時間や場所を問わず、業務の合間や自分のペースで繰り返し学べる点が特徴です。200種類以上の豊富なコースの中から自由に選択でき、受講費用は修了を条件に会社が全額負担します。
また、通信教育以外にも、業務に関連する資格取得費用の支援や、社内外での論文発表、有益な提案を行った社員への表彰制度など、社員の意欲を後押しする制度を整えています。
通信教育の一例(事務職)
管理職基本コース・実力中堅社員コース・新社会人基本コース
日商簿記検定コース・英会話入門コース・Word&Excel基本コース その他多数…
通信教育の一例(IT職)
基本技術者試験対策コース・応用技術者試験対策コース・情報処理安全確保士コース
プロジェクトマネージャーコース・ITストラテジストコース・システム監査技術者コース その他多数…
【OJT制度】
当社では、全社統一の「OJT指針」を整備し、組織的な人材育成を行っています。
入社3年目までの社員には各社員に専任の指導者が割り当てられ、効率的にOJTを実施し、特に入社1年目の新入社員にはチューターと呼ばれる相談役が割り当てられ、会社や仕事に対する不安を解消して、早く会社に馴染むことができるようにサポートしながら育成を進めていきます。
社員の育成にあたっては、職場全体がその重要性を認識し、管理職を中心に職場を挙げて取り組むことが重要であると考えています。とりわけ職場での教育は、個々人の能力や実情に即した教育が可能であることからも、人材育成に果たす役割は大きいと考え、各職場における均一な人材育成の活性化・定着化に向けた取組を推進しています。
土木職、電気・機械職、水質職、林業職
ポイント2
着実にステップアップできる支援制度